最近聞いたハナシ

落語をたくさん聞いている。CDを借りたり、テレビで見たり、ネットからダウンロードしたりして。


「柳家一門 名演集」その1

「柳家一門 名演集」その1

柳家一門 名演集一
柳家喬太郎「擬宝珠」、柳亭市馬船徳
お互いにらしさを見せているが、小原の旦那の派手さによって市馬が割りを食ったような気がしなくもない。


柳家喬太郎落語集 アナザーサイドVol.2

柳家喬太郎落語集 アナザーサイドVol.2

柳家喬太郎落語集 アナザーサイド Vol.2
「落語の大学」・・・楽屋ネタ。野ざらし、壺算、時そば、寝床、明烏湯屋番(?)、芝浜、文七元結禁酒番屋、千両みかん、長屋の花見、青菜、寿司屋水滸伝(?)・・・。
「鬼背参り」・・・今まで聞いた喬太郎の中で、一番面白かったかなあ!


とっておき寄席!柳家編

とっておき寄席!柳家編

とっておき寄席!柳家
【DISC2】柳亭市馬長屋の花見」、柳家権太楼(三代目)「くしゃみ講釈」
【DISC3】柳家さん喬「たちきり」
権太楼、面白いじゃない!(失礼な)
慎重なまくらもいいし、何といっても一度目の歌い方。丁寧に歌い、音階に気をつけていて、後の前ふりになっていて。


また、録画していたNHK新人演芸大賞落語部門を見た。
桂しん吉桂ちょうば、古今亭菊六、三遊亭きん歌、林家きく麿の5人で争った決勝戦
審査基準はどうなっているのか、予選はどうなっていたのか、さっぱり分からないが、古今亭菊六が「豊竹屋」の改作で大賞受賞。個人的には三遊亭きん歌が面白かったが、このマクラのような新作のようなネタでNHKの大賞をとるのは難しいのではないかと。


さらにまた、NHKの番組では桂米助「看板のピン」を。この人の噺も初めてきいた。崩しまくるのかと思いきや本寸法だったので、ちょっと嬉しくなった。


あと、「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」のバックナンバーを片っ端からダウンロードして、毎日少しずつ聞いている。(これまでiTunes経由ばかりだったので、ウェブサイトがあることを知らなかったという・・・)

全部を聞いたわけではないのだが、特に面白かったのは・・・春風亭一之輔、三遊亭きん歌、三遊亭遊馬、古今亭志ん太(現・三代目志ん丸)(特に「野晒し」)の4人。次に、林家たけ平、春風亭朝之助(現・六代目柳朝)、三遊亭歌彦(現・四代目歌奴)、三遊亭好二郎(現・兼好)、柳家喬之進。

ただ、同じ噺家の話を連続で聞いてしまうと、全く同じマクラに出会うことがあるのはご愛敬。